在宅医療関連

明日も、これからも、医療とともに…

世界一長寿国の日本、高齢化社会を迎えて医療への関心がますます高まりつつあります。私たちサンケミは全国にネットワークを有する「日本エア・リキード」グループ「バイタルエア・ジャパン」の一員であり、地域医療で社会に貢献を目指します。 明日も、これからも、医療とともに…

在宅酸素療法 ( HOT:Home Oxygen Therapy )

日本では1985年に肺気腫、肺結核後遺症、特発性間質性肺炎などによる慢性呼吸不全症の患者さんに対して、在宅酸素療法(HOT)が健康保険適用になりました。それ以前、慢性呼吸不全の患者さんは、酸素吸入を目的とした入院が必要でしたが、HOTにより患者さんの多くは、入院生活から開放され自宅での生活を送ることが可能になってきています。
そんな時代背景のなか、今日、医療制度大改革時代を迎えて、高度多様化されていく在宅医療のニーズに応じた、最適な環境つくりの一環に当社は支援していきます。

酸素供給装置には、家庭用電源を動力源とし、室内空気を取り込み90%以上の濃度の酸素を供給する酸素濃縮装置と、95%以上の濃度である純酸素を充填した液化酸素装置や酸素ボンベがあり、さらにガスボンベには軽量小型化された外出時の携帯用があります。各供給装置は国内トップメーカーの新製品を取り揃え、従来品と比較してより安全で取り扱い操作が容易なものを専門スタッフからご提供させていただきます。
また、日常におけるサポートサービスは、24時間電話による受付と緊急対応をはじめ、毎月の定期訪問の際に機器の点検や取り扱いの安全指導のみならず、患者さんのご意見、ご要望を伺いながら、より良質のサービス提供と在宅医療環境つくりのお手伝いをしていきます。

HOTはチーム医療として行われるものであり、その一端を担う酸素供給業者として医療従事者並びにご家族の皆様と連携協力し、患者さんがご自宅での生活を基盤に、日常生活レベルの外出から趣味やご旅行などが楽しめるような、一人一人に合ったQOLの向上をサポートしてまいります。

ネットワーク対応

当社は全国展開の企業とのネットワーク提携により、HOT患者様のご旅行時のご支援を承ります。ご旅行計画の際は、お気軽にご相談ください。

持続陽圧呼吸療法(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)

近年、労務災害や交通事故をもたらす要因として認知度が高まり、その社会的損失が注目を集める睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)。一晩(7時間)に10秒以上の無呼吸が30回以上出現する場合、もしくは睡眠1時間中に10秒以上の無呼吸や低呼吸が5回以上出現する場合と定義され、日中の眠気や集中力及び記憶力の低下のみならず生命予後の悪化につながる疾患です。
持続陽圧呼吸療法(CPAP)は、鼻に装着したマスクからの送圧により気道の閉塞を防いで無呼吸を解消する治療法で、特に睡眠中に上気道の閉塞によって生じる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Obstructive Sleep Apnea Syndrome)の患者様のQOLを著しく向上させます。当社は、患者様のライフスタイルにあわせた最新のCPAPシステムを取り揃え、専門スタッフによる器機のメンテナンス及び定期点検を実施致しております。

医療関連サービスマーク

財団法人医療関連サービス振興会の「医療関連サービスマーク制度」における、良質な医療関連サービスとして必要な要件を「認定基準」として定め、この基準を充たすサービスに対して、「医療関連サービスマーク」を認定するものです。「医療関連サービスマーク」が付されたサービスは、医療機関や国民に安心して利用していただけることとなります。
当社は認定要件を充たした事業者であり、「在宅酸素療法における酸素供給装置の保守点検業務」は認定業務のひとつであります。

在宅人工呼吸療法(HMV)

人工呼吸療法は、呼吸状態が悪くなった患者様が、ご自宅で人工呼吸器を利用して療養していただくものです。

当社では、マスク式補助換気装置と気管切開式人工呼吸器の両方を取り扱っており、導入から退院、ご自宅でのご使用まで、ご本人やご家族、医療機関、訪問看護ステーションなどと連携し、チームの一員として療養生活をサポートしています。

<< 前のページに戻る

製品パンフレット

職場環境改善宣言企業

↑ PAGE TOP